2011.02.19 Saturday
残酷
いやはや、放置しまくってしまった。
健康状態とかロリポからの移行がめんどくさくてとか、色々理由はあるのですが・・・もうひとつは単純に恥ずかしくなったからですね(笑)
私は混じりっ気なしの文系(元文学少女というやつ)で、ブログもそんな内容でしかないわけなのですが、突然分野の違う「理系男子」の方々からちょっとした脚光?を浴びてしまうことになり、ちょっと慌てふためいてしまったわけなんですよ・・・。
あまりに沢山頭のよさげな方が訪問なさるので、くだらないことやウジウジしたこと、身バレしそうなことが書けなくなった、というだけなんですけどね。
でも、もうほとぼりも冷めたかな、ということで、いかにも文系的なネタを投下します。
私が好きだったターキッシュ・ポップスの話です。
ちょっと古いけど、セゼン・アクスの「ザーリム(残酷)」という歌が大好きなのです。
健康状態とかロリポからの移行がめんどくさくてとか、色々理由はあるのですが・・・もうひとつは単純に恥ずかしくなったからですね(笑)
私は混じりっ気なしの文系(元文学少女というやつ)で、ブログもそんな内容でしかないわけなのですが、突然分野の違う「理系男子」の方々からちょっとした脚光?を浴びてしまうことになり、ちょっと慌てふためいてしまったわけなんですよ・・・。
あまりに沢山頭のよさげな方が訪問なさるので、くだらないことやウジウジしたこと、身バレしそうなことが書けなくなった、というだけなんですけどね。
でも、もうほとぼりも冷めたかな、ということで、いかにも文系的なネタを投下します。
私が好きだったターキッシュ・ポップスの話です。
ちょっと古いけど、セゼン・アクスの「ザーリム(残酷)」という歌が大好きなのです。
http://www.youtube.com/watch?v=F6Mn0Vq3OFo
歌詞が良いのよね・・・。
(でも日本語に上手く訳せない。「残酷だ、君のアッラーは不在なのか?」というトコロが上手く訳せない。とにかく「残酷な女のテーゼ」とでも言おうかw)
「残酷」
その肌は白く、髪は紅薔薇
笑えば夜啼鳥、睫毛は漆黒のヴェール
美しい貴女に心撃たれた
その眼はまるで聖なる刺繍
だからこれは愛じゃなくて礼拝
でも結局貴女が愛したのは他の男たち
私は永遠に幸せになる道を絶たれた
自分の影を引きずり
諦めきれず旅に出た
悲恋の伝説の主人公のように
至高の神に身を任せ
見るがいい、この惨めな状態を
夕闇に暮れゆく私自身を
友を失い、無意味な言葉が時を満たす
放浪の果て、気も虚ろ、国を離れて
貴女に神はないのか、残酷すぎる
愛しい瞳は天高く、枯れ果てた愛がそこにある
口さがない奴らが言う、あれは悪女と
かくて若くして髪に白雪が降る
残酷すぎる、貴女には神が居ない
ところで、この歌、トルコのレズビアン達から支持されてたり・・・はしないかな、などと妄想してしまう。
トルコ語を知らない方には分かってもらえないのがもどかしいけど、決定的なのが、「Elleri sevdi nihayet」という歌詞。
直訳すれば「結局、彼女は男たちを愛した」という意味。
イスラムでは複数形の男を愛する=娼婦です。
そう、美しい彼女は売春婦に身を落とした、のでした。
マレーナ、というイタリア映画がありましたが、そんな感じ。
ところが、この歌詞は、こう解釈することもできそうな気がする。
「最終的に彼女は男に走った」
美しい貴女に恋をした
でも愛などと言ってはおこがましい
崇拝しているだけだから
どうかそれを許して欲しい
なのに貴女は結局男に走った
もう永遠に『幸せ』になんかなれない
この「幸せ」がmutlulukじゃなくて、saadetなのも巧い。
同性愛者はmutlulukの世界を切り開くことはできるが、saadetには縁がない、という感じがするから。
(saadetには「家庭」「良識」「福祉」の匂いがする。mutluはもっと感覚的な感じ。)
・・・私は世紀末も近いある年、この歌を中距離バスのなかで耳にしてトルコという国に惹きつけられてしまったのだった。
失った恋人、もしくは未来の伴侶がここにいる気配を感じた、いや、大地そのもの、空気そのものがその人の一部だ、としかいいようのない不思議な感覚。
生まれながらに自分にかけられた呪いがこの国で成就する予感、のようなもの。
恋の予感、というにはあまりに重い呪縛。
そんな因縁の曲なのだが、そして今回また、この歌詞を訳したことで、辛うじて翻訳意欲が湧いてきた。
長らく力尽きていた、翻訳の続きをはじめようと思う。
なんというか原文を奇怪な力で私独特の日本語に練り上げるというこの虚偽を愛でてくれる人は必ず居るはずだ、という確信が背筋を貫いた、とでも言いましょうか。
勿論努力というものができないタチなので、凡ミスやでっち上げが多く、そこには愛以上の罵倒と非難が待っているはずなのだが、それを差し引いてもなお、私の訳には魅力がある、はずだ、と思う。(思わねばやってらないし)
とにかくヤル時はやらねば駄目なので、頑張ります。
歌詞が良いのよね・・・。
(でも日本語に上手く訳せない。「残酷だ、君のアッラーは不在なのか?」というトコロが上手く訳せない。とにかく「残酷な女のテーゼ」とでも言おうかw)
「残酷」
その肌は白く、髪は紅薔薇
笑えば夜啼鳥、睫毛は漆黒のヴェール
美しい貴女に心撃たれた
その眼はまるで聖なる刺繍
だからこれは愛じゃなくて礼拝
でも結局貴女が愛したのは他の男たち
私は永遠に幸せになる道を絶たれた
自分の影を引きずり
諦めきれず旅に出た
悲恋の伝説の主人公のように
至高の神に身を任せ
見るがいい、この惨めな状態を
夕闇に暮れゆく私自身を
友を失い、無意味な言葉が時を満たす
放浪の果て、気も虚ろ、国を離れて
貴女に神はないのか、残酷すぎる
愛しい瞳は天高く、枯れ果てた愛がそこにある
口さがない奴らが言う、あれは悪女と
かくて若くして髪に白雪が降る
残酷すぎる、貴女には神が居ない
ところで、この歌、トルコのレズビアン達から支持されてたり・・・はしないかな、などと妄想してしまう。
トルコ語を知らない方には分かってもらえないのがもどかしいけど、決定的なのが、「Elleri sevdi nihayet」という歌詞。
直訳すれば「結局、彼女は男たちを愛した」という意味。
イスラムでは複数形の男を愛する=娼婦です。
そう、美しい彼女は売春婦に身を落とした、のでした。
マレーナ、というイタリア映画がありましたが、そんな感じ。
ところが、この歌詞は、こう解釈することもできそうな気がする。
「最終的に彼女は男に走った」
美しい貴女に恋をした
でも愛などと言ってはおこがましい
崇拝しているだけだから
どうかそれを許して欲しい
なのに貴女は結局男に走った
もう永遠に『幸せ』になんかなれない
この「幸せ」がmutlulukじゃなくて、saadetなのも巧い。
同性愛者はmutlulukの世界を切り開くことはできるが、saadetには縁がない、という感じがするから。
(saadetには「家庭」「良識」「福祉」の匂いがする。mutluはもっと感覚的な感じ。)
・・・私は世紀末も近いある年、この歌を中距離バスのなかで耳にしてトルコという国に惹きつけられてしまったのだった。
失った恋人、もしくは未来の伴侶がここにいる気配を感じた、いや、大地そのもの、空気そのものがその人の一部だ、としかいいようのない不思議な感覚。
生まれながらに自分にかけられた呪いがこの国で成就する予感、のようなもの。
恋の予感、というにはあまりに重い呪縛。
そんな因縁の曲なのだが、そして今回また、この歌詞を訳したことで、辛うじて翻訳意欲が湧いてきた。
長らく力尽きていた、翻訳の続きをはじめようと思う。
なんというか原文を奇怪な力で私独特の日本語に練り上げるというこの虚偽を愛でてくれる人は必ず居るはずだ、という確信が背筋を貫いた、とでも言いましょうか。
勿論努力というものができないタチなので、凡ミスやでっち上げが多く、そこには愛以上の罵倒と非難が待っているはずなのだが、それを差し引いてもなお、私の訳には魅力がある、はずだ、と思う。(思わねばやってらないし)
とにかくヤル時はやらねば駄目なので、頑張ります。

