トゥルキスタン夜話

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2011.02.19 Saturday

残酷

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    いやはや、放置しまくってしまった。


    健康状態とかロリポからの移行がめんどくさくてとか、色々理由はあるのですが・・・もうひとつは単純に恥ずかしくなったからですね(笑)

    私は混じりっ気なしの文系(元文学少女というやつ)で、ブログもそんな内容でしかないわけなのですが、突然分野の違う「理系男子」の方々からちょっとした脚光?を浴びてしまうことになり、ちょっと慌てふためいてしまったわけなんですよ・・・。

    あまりに沢山頭のよさげな方が訪問なさるので、くだらないことやウジウジしたこと、身バレしそうなことが書けなくなった、というだけなんですけどね。


    でも、もうほとぼりも冷めたかな、ということで、いかにも文系的なネタを投下します。


    私が好きだったターキッシュ・ポップスの話です。


    ちょっと古いけど、セゼン・アクスの「ザーリム(残酷)」という歌が大好きなのです。

    http://www.youtube.com/watch?v=F6Mn0Vq3OFo

    歌詞が良いのよね・・・。

    (でも日本語に上手く訳せない。「残酷だ、君のアッラーは不在なのか?」というトコロが上手く訳せない。とにかく「残酷な女のテーゼ」とでも言おうかw)


    「残酷」

    その肌は白く、髪は紅薔薇
    笑えば夜啼鳥、睫毛は漆黒のヴェール
    美しい貴女に心撃たれた

    その眼はまるで聖なる刺繍
    だからこれは愛じゃなくて礼拝
    でも結局貴女が愛したのは他の男たち
    私は永遠に幸せになる道を絶たれた

    自分の影を引きずり
    諦めきれず旅に出た
    悲恋の伝説の主人公のように
    至高の神に身を任せ

    見るがいい、この惨めな状態を
    夕闇に暮れゆく私自身を
    友を失い、無意味な言葉が時を満たす
    放浪の果て、気も虚ろ、国を離れて

    貴女に神はないのか、残酷すぎる
    愛しい瞳は天高く、枯れ果てた愛がそこにある
    口さがない奴らが言う、あれは悪女と
    かくて若くして髪に白雪が降る
    残酷すぎる、貴女には神が居ない


    ところで、この歌、トルコのレズビアン達から支持されてたり・・・はしないかな、などと妄想してしまう。

    トルコ語を知らない方には分かってもらえないのがもどかしいけど、決定的なのが、「Elleri sevdi nihayet」という歌詞。

    直訳すれば「結局、彼女は男たちを愛した」という意味。

    イスラムでは複数形の男を愛する=娼婦です。

    そう、美しい彼女は売春婦に身を落とした、のでした。

    マレーナ、というイタリア映画がありましたが、そんな感じ。

    ところが、この歌詞は、こう解釈することもできそうな気がする。

    「最終的に彼女は男に走った」


    美しい貴女に恋をした
    でも愛などと言ってはおこがましい
    崇拝しているだけだから
    どうかそれを許して欲しい
    なのに貴女は結局男に走った
    もう永遠に『幸せ』になんかなれない

    この「幸せ」がmutlulukじゃなくて、saadetなのも巧い。
    同性愛者はmutlulukの世界を切り開くことはできるが、saadetには縁がない、という感じがするから。
    (saadetには「家庭」「良識」「福祉」の匂いがする。mutluはもっと感覚的な感じ。)


    ・・・私は世紀末も近いある年、この歌を中距離バスのなかで耳にしてトルコという国に惹きつけられてしまったのだった。
    失った恋人、もしくは未来の伴侶がここにいる気配を感じた、いや、大地そのもの、空気そのものがその人の一部だ、としかいいようのない不思議な感覚。
    生まれながらに自分にかけられた呪いがこの国で成就する予感、のようなもの。
    恋の予感、というにはあまりに重い呪縛。


    そんな因縁の曲なのだが、そして今回また、この歌詞を訳したことで、辛うじて翻訳意欲が湧いてきた。
    長らく力尽きていた、翻訳の続きをはじめようと思う。

    なんというか原文を奇怪な力で私独特の日本語に練り上げるというこの虚偽を愛でてくれる人は必ず居るはずだ、という確信が背筋を貫いた、とでも言いましょうか。
    勿論努力というものができないタチなので、凡ミスやでっち上げが多く、そこには愛以上の罵倒と非難が待っているはずなのだが、それを差し引いてもなお、私の訳には魅力がある、はずだ、と思う。(思わねばやってらないし)

    とにかくヤル時はやらねば駄目なので、頑張ります。

    2010.03.06 Saturday

    セルカン・アヌルル博士号剥奪

    0
      http://www.u-tokyo.ac.jp/public/public01_220305_j.html
      http://www.asahi.com/edu/news/TKY201003050394.htmlJUGEMテーマ:学問・学校

      さすが、トルコ人、東京大学創設以来の快挙を成し遂げたようですね!

      今後の去就と、トルコメディアの報道に注目です。





      NOT:コメント下さった方、ありがとうございます。

      なお、一時、ブログが停止していたのは、単に更新を怠ったからです。
      期日内にお金を払わなかったからです(笑)
      危なく消えるところでした。
      「ロリポおじさん」に「私にはよんどころない理由がぁあああ!消してなるものか!」と、泣きついてしまいました。

      「セルカン問題」のせいで、ここにほかのネタを書くのが気が引けてしまうのですが、ほとぼりが冷めたら、また老嬢ネタでw再開しますね〜。
      (更新すれば「その筋」の人しか来ないし、「その筋」の人は別の話題には興味ないだろうし…嬉しくも悩ましい状態です)


      NOT2
      何度も験しているのですが、どうしても自分で自分のブログにコメントできません!
      承認制をやめたり、色々設定を替えてもみたのですが、「Web サイトによってこのページの表示を拒否されました」と出ます。
      自分のサイトなのに、自分を拒否するなんて理不尽な…!
      (記事は更新できるようなのが、また不思議です)

      同じ状態でいらっしゃる方、誠に申し訳ございません。。。
      折角書いたコメントが消えてしまうので、さぞかし御腹立ちのことでしょう。私も何度もやっているのでよくわかります(笑)

      とにかく皆さまコメントありがとうございます。
      (今後も私に構わずどんどん書いちゃってください!)

      それにしても、今日の読売新聞1面は衝撃的でしたね!
      http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100427-OYT8T00253.htm
      生きていればこんな劇的場面に遭遇することもあるのか…。

      しかし、face bookを見る限りセルカンはトルコで悠々と暮らしているらしく(従軍などしてません)、釈然としないものがあります。

      けだし、嘘は無害などではなく、世間の寒風に生身をさらし、ギリギリのところで「なるべく」嘘をつかずに生きている人たちの傷口に塩を塗るような行為です。
      (平たく言えば私を激怒させる行為ですw)

      嘘が世間に垂れ流す害悪に比べ、その罰が軽いこと(セルカンの場合無きに等しいこと)には無念至極でありますが…一面に乗るような記事にまで発展したということで、ここは喜ぶところでしょうね。やったー。




      NOT3 今更ですがやっと原因がわかりました・・・。ロリポップからjugemへの移行が完了していなかったためでした。。。で、今から移行をやりなおすと「turkistan」のドメインが取得できなくなるようなので、このままでいきます。キャッシュから救いだしたコメントも不器用な形で恐れ入りますが、一応掲載しておきますが、削除などをお望みでしたら、ご連絡ください。すみませんでした。

















      コメント

      トルコにいるので明日の朝刊は買い占めてきます。
      Star以外だとどこらへんに出そうですかね。

      2010/03/06 1:03 AM by zeki

      「話を伺うとその論文と参考文献のリストが照合できるよう番号を振る必要があるのに、それが振られていなかったという僕の単純なミスにより、」

      http://blog.anilir.net/?eid=968088

      単純ミスではなく、研究者として当然のモラル。セルカンわかっていないな、こいつはまた同じことやらかすわ

      2010/03/06 7:04 PM by セル浣

      お盆の帰省中に朝日のどでかい記事(たしか週末版)を読んで、だまされました。己の不明を恥じます。

      が、一般に宇宙飛行士は工学か理学の学位を持っているものだし、国際的な宇宙プロジェクトなら、資金を出している国から「候補」が入るのは政治的には普通。トルコ(途上国)でスキー(金のかかるスポーツ)のオリンピック代表なんていうのは、恵まれた家庭の出身ならむつかしくないですしね。何がいいたいかというと、そういう人がいてもおかしくはなかろう、と。。。

      よく覚えているのは、「うそくせー」という知人の意見に対して、上記のように解説してしまったからです(恥)。。。

      しかし、学位授与のコミッティー・メンバーは責を問われるでしょうね。

      2010/03/07 4:58 AM by 真実一郎

      久々の大物でしたね。楽しませてもらいました。
      さて、セルカンは現在、トルコで従軍しているそうですが、
      これを確かめる方法はないのでしょうか?
      「我が軍にはそのような者はおりません」という事態もありそうですが。

      2010/04/19 12:20 PM by セルカン大好き!(笑)


      素晴らしいブログですね。私耳鳴りで耳がよく聞こえませんのでご病状同情いたします。柳沢きみお氏も同じみたいですね。週刊新潮で言ってました。
       セルカン氏、日本では仕事していけないので今トルコですか。
       天網恢恢疎にして漏らさず。老子が天罰を加えるのを待ちましょう(^^)。

      2010/07/24 7:53 AM by 天網

      推察。
      ご自分でコメント書けないのは本人であるためで、別のブラウザをインストールして、そちらでログインせずにコメントを書けば書けるのではないでしょうか。
      2010/07/24 7:55 AM by 天網
      JUGEMテーマ:学問・学校



      2009.11.23 Monday

      月にかわっておしおきよ(古)!

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        トルコでもセーラムーンは昔大人気で、この台詞、トルコ語では「Kutsal ay adına, seni cezalandıracağım!(聖なる月の名において、お前に罰を与えるわ!)」である。
        トルコ語のほうが厳しい感じが出ていて、先生にはふさわしい気がする(笑)

        ま、とにかく、セルカン先生の法的な末路を予測してみたわけである。(現在はっきりしている犯罪だけ)

        彼が犯した公文書偽造罪はトルコで以下の罪に処される。

        Resmî belgede sahtecilik
        MADDE 204. - (1) Bir resmî belgeyi sahte olarak düzenleyen, gerçek bir resmî belgeyi başkalarını aldatacak şekilde değiştiren veya sahte resmî belgeyi kullanan kişi, iki yıldan beş yıla kadar hapis cezası ile cezalandırılır.

        公文書の偽造
        トルコ刑法 第204条
         (1).公文書を偽造した者、公文書を他者を欺くような形に変造した者、又は偽造した公文書を使用した者は、2年以上5年以下の懲役に処する。


        トルコ国外で犯した場合はというと…。

        MADDE 11. - (1) Bir Türk vatandaşı, 13 üncü maddede yazılı suçlar dışında, Türk kanunlarına göre aşağı sınırı bir yıldan az olmayan hapis cezasını gerektiren bir suçu yabancı ülkede işlediği ve kendisi Türkiye'de bulunduğu takdirde, bu suçtan dolayı yabancı ülkede hüküm verilmemiş olması ve Türkiye'de kovuşturulabilirliğin bulunması koşulu ile Türk kanunlarına göre cezalandırılır.

        トルコ刑法総論 
        第11条(1)トルコ国民は、13条に規定する犯罪を除き、トルコの法律により一年以上の懲役に処することとなる犯罪を外国で犯し、かつ、同人がトルコに所在する場合であって、当該犯罪に関し、外国で刑に服しておらず、トルコにおいて訴追することができる場合には、トルコの法律に従い罰せられる。


        ところが、セルカンの犯罪というのは13条(f)に規定する第202条公印偽造罪に相当する。


        MADDE 202. (2) Kamu kurum ve kuruluşlarınca veya kamu kurumu niteliğindeki meslek kuruluşlarınca kullanılan onaylayıcı veya belgeleyici mührü sahte olarak üreten veya kullanan kişi, bir yıldan altı yıla kadar hapis cezası ile cezalandırılır.

        第202条 (2)公的機関または公的性質を有する業務を行う機関により使用される承認または証明のための印章を偽造した者、または使用した者は1年以上6年以下の懲役に処する。

        つまり、トルコ政府は日本政府に対し、犯罪人たるセルカンの引き渡し請求をし、トルコで彼を逮捕できる。
        セルカンがそれを逃れる方法は一つしかないはず。(ココに書いても、書かなくても、それをやりそう)

        本来は以上の手続きが取られてしかるべきのだが、実はトルコ政府が引き渡し請求をするかどうかは、案外「世論」やマスコミの盛り上がりに左右されるところがある。
        今回の場合、被害者はトルコ側ではなく、日本側なのでいい加減に流されることもあり得る。
        ただ、エルゲネコン騒動と絡んで、公文書偽造に対する国民意識が高まれば、どう転ぶかは分からない。

        やはりリンゼイ・ホーカーさんのご両親のように「被害者が騒ぐ」のも重要だ。(窓口はトルコ大使館、内務省、トルコの新聞各社など。大使館は日本語、内務省やマスコミなら英語でメールを送る。)

        ああ、本当は我が国が「月(トルコ)に代わってお仕置き」できればいいのに。6兆円とは言わないまでも、一体いくら税金が投入されたことか…。

        2009.11.22 Sunday

        セルカンは記憶される(アヌルル)

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          トゥルキスタン以前から何度もトルコのテレビに出演していた世紀の大天才セルカン先生だが、ついにその「正体」をテレビに暴かれることになった。

          トルコのテレビ局ATVのニュース
          (3分37秒から)

          相変わらず体調悪いので、冒頭部分だけ訳すと…。
          トルコ人が日本で詐欺を働き、多額の金を巻き上げたことが発覚しました。宇宙飛行士を自称するセルカン・アニリール(アヌルル)というトルコ人科学者が、日本の国家プロジェクトに自分を売り込んだそうです。しかし彼の自称や過去の経歴は全て嘘だったことが明らかになりました。日本政府に与えた損害は1000億トルコリラ(6兆円?!)にのぼるこということです。

          6兆円とは…国家予算級の大詐欺師だ(笑)
          見慣れない日本人は驚くと思うが、トルコのメディアは誇張というか、嘘ばかり流すので、細部は見逃してやってほしい。
          とにかく、人気テレビ局ATVがセルカン事件を報道したこと自体を褒めてやりたい。
          (でも、日本のマスコミも外部からみたら、きっとこれ以上に「大筋で」狂っているんだと思う。恐ろしいことに)

          ちなみに、JAXAは独立行政法人であって、官庁ではないが、セルカン自身がトルコで「官庁である」「自分は日本の准公務員である」ということをさんざん吹聴しているので、トルコのマスコミでは未だにそういうことになってしまっている。

          はっきりいって、この件、トルコと日本、どっちがより騙されたか、といえば私は五分五分ではないかと思う。セルカンはトルコでも嘘を付きまくっているし、トルコ政府の金もずいぶん「だまし取っている」。

          現在、彼がトルコ語ブログで行っている「いいわけ」も「ウソと真実と、嘘ではないけど本当ではない事」がまじりあっている感じ。
          全体的に、以前の大胆さは影をひそめ、読者が忘れたと思ってか、ずいぶん控え目な経歴に書き換えられている。
          東大助教授やらJAXA講師(ドキュメンタリー番組のなかで、自分が日本人に先端技術を教えてやっていると放言)やらを自称するのはやめたらしい(今更、やめたって遅いだろ!)
          ブログ内でセルカン自身、日本政府の文部省プログラムで1999年に初めて東大に留学した、と本当のことを書いている(スキー云々は法螺)。

          つまりアンカラ大使館での面接は1998年に受けているのだ。その時のセルカンを面接し、選考にあたったのは
          Embassy of Japan in Turkey
          Second secretary Mitsuhiro Toyama
          という御仁である可能性が高い。トルコのサイトに転がっている色々なから、彼が当時そういう仕事を担当していたことがわかる(これをして文化担当官という)。
          出身大学はここで、現在ウズベキスタンに居るようだ
          この外交官に事情を聞けば、その後10年以上にも及んだこの珍事の発端部分が完全に解明されるのかもしれない(笑)

          セルカンを日本に送り込んだ張本人が日本人ならば、セルカンのことを最初にトルコのマスコミ界に紹介したのは、ムラト・ビルセルというトルコ人記者である。彼の書いたものより古い記事は見つからない。
          彼は最初に新聞記事を書き、その後、自分が司会のテレビ番組にゲストとしてセルカンを招き、天才宇宙飛行士として紹介した。
          テレビの影響力はやはり絶大で、トルコの「巨大掲示板」内のセルカンスレ(論調は最初は絶賛、今は批判)はまさにその日に立っている。

          このムラト・ビルセルの嫁はATVの某有名ドラマの脚本家兼看板女優である。つまりATVとは家族ぐるみで関係が深いわけで、自分が世間に紹介した人間がATVで詐欺師として報道されるのは複雑な心境だろう。

          このニュース画像には2003年に作られたと思われるmade in japanというドキュメント番組が使われているが(その中でセルカン先生は「科学とは金である!」という彼の品性にふさわしい名言を吐く。)、たぶんその制作に裏で絡んでいるのもムラト・ビルセルだ。彼がVATANに書いた記事そっくりのナレーションが入るからである。

          さらにはムラト・ビルセルはイスメット・ビルセル大使の甥である。
          イランイラク戦争の時の日本人救出作戦への功績をたたえられ、2006年の「小泉首相の訪土」がきっかけで叙勲された、あのイスメット・ビルセル氏である。(旭日重綬賞)

          ビルセル家というのはイズミルの超名門で、日本でいえば「鳩山」とか「麻生」クラス。セルカンのような出稼ぎ労働者のコセガレがトルコ国内で近づこうと思っても難しい。しかし、ふたりは2003年、日本で出会ってしまう。旅先だからこそ成立した邂逅だったことだろう。勿論、仲介者は日本人である。


          2009.11.12 Thursday

          文学をパクったトルコ人

          0
            セルカンは「NASAで働く人はみな軍人で自分は大佐」などと大法螺を吹いていた。
            私は彼がその発想を得た「出典」は、トルコ人作家アイシェ・クリンの大ベストセラー「アイリン(Aylin)」ではないか、と思う。

            オスマン朝のパシャ(将軍)の家柄に生まれた美人トルコ女性が多分野で世界を股にかけて(男も股にかけまくってるw最初の夫はアラブの王子)快進撃する話なのだけど、内容がなんかセルカンのハチャメチャともいえる「多才・天才自慢」に似ているのだ。

            セルカンというのは、よくモデル業(あれでモデルだよ?mankenlik!)を副業にしていると自慢するのだが、このアイリンはファッション・モデルのキャリアもある。

            それから紆余曲折を経て、精神科医になり、米軍大佐になり(こっちはホント。でも厳密には「中佐」と言うべきなのかも。とにかくトルコでは大佐扱いされている)、最後は自分の車に轢かれて謎の死を遂げる。
            勿論、米軍の大佐になるまでに、複雑な婚姻を経ているからなせる技なのだが、セルカンは「トルコ人も簡単にアメリカ軍の大佐になれるんだ!」と勝手に解釈してそう。

            ピン、ときたのはこの本の表紙の写真
            星条旗を前にポーズをとる「トルコ人大佐」!
            これって、いまや超有名になったセルカンの「コラージュ作品」にそっくりではないか!
            彼が宇宙服の星条旗に違和感を持たなかったのは、絶対この写真が頭にあったからだと思う。
            アメリカというのは「権威づけ」なわけだから、アイリンの写真を見ている彼としては宇宙服に星条旗がついていないと箔付けが足りないわけ。

            私はこのアイリンというヒロインを全く好きになれなかったのだけど(天才肌だけに躁病的で共感しにくい。堕胎しておいて、後年、不妊に悩むのも自分勝手な奴、というかんじ。ただ、実績はねつ造とか法螺じゃないし、本当に美人ではある)、とにかくトルコではバカウケした本なので(トルコ人は日本人と同じで西洋コンプレックスが強く、海外で活躍した自国民の話が大好き)、セルカンはこの通りのことを「自分もやった」ことにして、トルコで報道すればトルコ人は熱烈大喝采すると信じてそう。(ざっと流し読みするか、書評で要点を読むかしたのだろう。じっくり小説なんか読まない人間だから)

            そして、英語もロクにできず、欧米の事情に疎い愚鈍な日本人は、荒唐無稽な大法螺でも真に受けて、自分にひれ伏すことになると計算していたことだろう。(実際そうなっていたところが怖い)

            英語版がでているので、暇な方は読んでみると共通点がわかってもらえるかも。

            2009.10.30 Friday

            削除か欠席か?

            0
              や…病をおして行って参った。
              某国大使館!

              何故ならずばり…毎年セルカン先生がいらっしゃるから!

              そう、今日は、ナショナルデー。
              ナショナルデーとはまあ、その国の一番重要な日、そしてその日に大使館で行われる記念式典(レセプション)のこと。
              政治家とか、財界人とかエライ人がいっぱい来る。(その代り雑魚もいっぱい。チンケな客ほど山ほど友人だの同僚だの連れてくるんだよな。やめろよ、意地汚い。カップルじゃなかったら独りで来いや!招待状にそう書いてあるだろーが)
              ちなみに、海外の日本大使館が行っているナショナルデーは天皇誕生日だ。

              で、いつもは「コイツと同じ空気吸うと虚言癖が伝染る。オェ」とばかりなるべく遠くに離れているんだが、今日は血眼で先生のことを捜したのである(笑)

              その某国大使館だが、なんと去年から「ナショナルデー三部制?」というのを導入している。
              つまり、「(おそらくは)格式の高い客・中位の客・低い客」で、時間を分けている。
              奴は去年は割と遅くまで残っていたので(絵皿が並んだ鏡の前で会釈しましたよね…)、たぶん「中」以下扱いなのだと思うけれど、油断は禁物。
              念には念を入れ、私はほぼ3部ぶっとおしで目を光らせる羽目に。
              「嘘つぐ子はいねえが〜」とナマハゲのような形相で、回遊魚のようにぐるぐるした(笑)
              すっかり「コードネームはイスタンブールの真珠」気分。
              3部制とはいえ、ナショナルデーは例年通りものすごく混んでいるので、監視も大変である。

              最初のほうでは、某賓客が昏倒し「この中でドクターいませんかっ!」という騒ぎになり、最後のほうでは犯罪者(それかイノシシw)が敷地内に逃げ込んだとかで、治外法権をものともせず?日本の警官がなだれ込みパトカーまで乗り付ける捕り物になった。
              セレビッチ風に言うなら「まるでサスペンスドラマのような」パーティーってやつ?

              でも、そこまでしたのに、結局ああ、遭遇できなかった。
              悔しい……。

              うーむ、これが「賓客リストから削除」なら嬉しいんだが。
              「自分の意思で欠席」だとすると単に小憎らしいだけだけど。
              (もっと悔しいのは取りこぼし。こんなブログ書いていることはオクビにも出さず、莞爾として話しかけたかった!)

              ちなみに、宇宙エレベーター出版記念パーティーが開催されたときの前大使、「うな丼」もいた。
              すごくやり手の大使閣下(女性)。
              (セルカンがコマスのってやはり女性が多いのか…)

              ま、あのパーティーの時は、セルカン自身が呼んだ「招待客」があまりになかなか帰らないので、最後のほうは大使イラついたようだけど。
              遠山氏しかり、女は所詮ドライだからね。
              (その招待客リストにはどこでどう知り合ったかしらないが芸能人・著名人がズラリ。来なかった芸能人を褒め讃えたい気分になった。一例をあげると宮沢りえ)

              まさか「うな丼」やら「先生のご友人(と思われる人)」に「あの〜、セルカン先生来ないんですか?」と直撃するわけにもいかず、ひたすら「待ち」、そして収穫なきままスゴスゴ退散した私。

              ただ、空気としては大使館はまだこの「事件」を全く感知していないような気がした。(「偽スパイ」の勘w)
              それはすなわち、彼を知る大使館員は「まだ」彼の肩書を信じていることを意味する(トルコのCNNでも本人が言ってるんだから、誰も嘘だなんて思ってない。大使館で半ば公的意味合いのパーティーやっちゃったし。そもそも彼を知らない大使館員も多いけど)
              だからま、おそらく勝手に欠席ってところだろう……残念。

              2009.10.11 Sunday

              トルコ人てサムライになれるの?

              0
                ト天才セルカン・アニリールさんがトルコで御本を出版なさいました。
                おめでとうございます!
                http://kitap.antoloji.com/turk-ten-samuray-olur-mu-kitabi/
                題名は「トルコ人もサムライになれるの?」

                答えは勿論YES!
                セルカンさんは自らを立派なサムライと自認してらっしゃいます。

                セルカンさんの意味する「サムライ」とは、理性、論理、知識の道すじに沿って、あたかもサムライのごとく困難に負けず、人生という戦いを継続できるかどうか、ということだそうです。

                推薦文から察するに洋の東西をまたいだ活躍が沢山書かれているらしく、それが全く難解でなく、気さくに「僕の経験を君たちも共有してよ!」という大盤振る舞いな調子なので、読者もまるでNASA内に知り合いがいるような気分になれるそうです。

                またまたトルコのテレビ(haberturkのニュース)にもご出演なさったようで、誠に素晴らしいです。

                まあ、昔からトルコ版CNNに出たりしていました方ですから、テレビ出演も当然のプロモーション活動ですね。

                (そのときまだ32歳でらっしゃいましたが、日本で800メートルの高さのビルを設計したとか、「日本宇宙開発局」の10億円プロジェクトであるATA宇宙エレベーター計画を監督しているなどと色々な成功を語ってらっしゃいましたよね!でもCNNに出演したことがあるとCNNのスーパーバイザーである、というのは大きく違う話ですよね?!)


                【Yüzyılın bilim adamı Anılır, başarıyı anlatıyor 】

                32 yaşında Yüzyılın Bilim Adamları Ansiklo-pedisi'ne kabul edilen Serkan Anılır konuk oluyor. Japonya'da 800 metre yüksekliğindeki binaları tasarlayan, Japon Uzay Havacılık Dairesi'nin 15 milyar dolarlık ATA Uzay Asansörü çalışmasını yöneten Anılır, geliştirdiği depreme dayanıklı binalar projesini ve alternatif enerji kaynaklarını anlatıyor.
                Cnn Türk / 22.15

                先生の著書は是非とも拝読しとうございますが現在闘病中で、到底無理なのが残念です;;


                NOT
                こちら、10月8日と9日の女性関係についてのトルコ人のコメント、完全に正しいです。
                私が持っている情報と全く同じ(笑)
                彼はトルコのマスコミ界でも「性豪(土製英語でsexcolic)」として有名でした。
                日本語能力もそのたまものです。

                百人斬りくらいしてたかな?
                さすがサムライと名乗るだけあります(笑)



                NOT2
                この本の推薦文を書いているのは、おそらくトルコの超有名人ジェム・ユルマズ
                坂本龍一商法をトルコでも踏襲する気みたい(笑)

                嗚呼、私は彼の「ホッカバズ」という映画を見て、割と気に行ってたのに…、「お前にはガッカリだよ」と言ってやりたい。

                しかし「精子バンクネタ」は面白かった。


                NOT3
                日本では「ターキッシュ・サムライ」と名をはせている、セルカンさんの記事です。
                自分のテレビ・ラジオ番組を持ち、ソニー、パナソニック、マツダと言った一流企業の技術顧問でもありまます。「東京2050」というプロジェクトを統括する4人のなかの一人です。

                全部訳したいのは山々ですが・・・体力がないのでサムライに関してだけ。

                ―あなたは日本では「トルコのサムライ」と呼ばれているそうですが本当ですか。

                ―本当です。しかし、これは私の実績とは関係ありません。去年研究プロジェクト関連で、和歌山県串本町に出張した際、「インフラフリーハウス」の実現を目指していた無人の小島に上陸したのです。そこは今日まで人が住んでおらず、島の頂きへと続く道は竹で覆われており、天辺に登るのは不可能でした。私は島を地図だけではなく、自分の目で確かめたかったので、日本刀のようなものを手に、竹を切りつつ登攀したのです。その様子を私の学生が写真に撮り、後日、生放送のテレビ番組に送ると、私に対する「サムライ」のあだ名が残ってしまいました。もちろん、冗談としてですがね。

                ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
                無人島に行くにも「日本刀のようなもの」を持ち歩くなんて…。
                銃刀法的にはどうなってるんでしょうか。
                (キルビルにカタナ持って飛行機乗るシーンとかあったけど)

                しかも竹斬りって高度な技らしいのに。
                さすがはおサムライ様。




                2009.10.09 Friday

                セルカン・アニリール

                0
                  やっと世間が私に追いついたようなので(笑)、実名を出そう。

                  3年前に書いたこの日記で言わんとしている人物は「彼」です。

                  トルコ語で検索ができる人間にとって、嘘を見破るのなんか簡単だっつーの。
                  すでに2006年の時点で見抜いていた己の慧眼に幸あれ。

                  (日付からもわかるとおり、あの日記は某国大使館での宇宙エレベーター出版記念パーティーに出席したときの体験を書いたもの。坂本龍一とか相川七瀬が見事に心酔っぷりを披露してたっけw後者に関してはバンギャ衣装で闊歩してたのをナマで見た。いわゆる全身黒のゴスロリ系で編みあげブーツのようなレースソックス、髪はピンクだったと思う。「彼」と友人であることが大変自慢なご様子だった。自分の日本におけるネームバリューがむしろ利用されていることも知らず、「天才宇宙飛行士様が、不良な私のお友達になってくれてうれしいな♪」という感じ。彼女はタンスの万引きをHEYHEYHEYで告白して世間の顰蹙を買い、人気が大失墜、もうほとんど忘れられている頃だったからだと思う。つまりセルカンのような高尚な友人とつながっていることが、犯罪者イメージがついた自分のイメージアップになると信じていた印象。「友達なのー!」「仲いいのー!」と会場内でアピールしていて、色々な意味でお気の毒だった。)


                  参照
                  http://blog.goo.ne.jp/11jigen


                  NOT:
                  このパーティーの後、しばらく「私と同じく嘘に気付いた友人」との間で「セルカンごっこ」が流行ったものだ。

                  それはメールの後に署名をする時、「ソルボンヌ大学客員教授にしてソウル・オリンピック棒高跳び金メダリスト○○(名前)。ちなみに2004年エジプトにてツタンカーメンの義母の墓を発見しましたが、私のキャリアにとっては小さなことです」「ゴルバチョフの主治医にして、本業はF1レーサーの○○です。先日マリアナ海溝での海底地質調査から帰ったばかりでまだぼ〜っとしてます」「天才ピアニスト兼スーパーモデル。その正体は国際的スパイ、コードネームはイスタンブールの真珠。ヒッタイト語に堪能。拉致被害者奪還のため暗躍中」とかズラズラ法螺を書くという遊び。
                  馬鹿馬鹿しいけど、やってみると、とっても楽しいから、おススメ♪
                  誰でも宇宙飛行士気分が手軽に味わえます(笑)

                  2009.08.14 Friday

                  「火垂るの墓」見て鬱になった…byトルコ人

                  0
                    以前、石田衣良が読売新聞紙上で「火垂るの墓」を見たアメリカ人の感想文を訳して紹介していた。

                    私は実はもう6年くらい前から、トルコの巨大掲示板の「火垂るの墓」スレッドを「ウォッチ」しているのだが(笑)、今日この映画をみてムラムラと翻訳欲に駆られたので、訳してみる。
                    日本のなんとかちゃんねると同じで、著作権はこの掲示板に帰属するため、厳密には勝手に訳したら怒られるかも。
                    なんで、あ・え・て・テキトーに訳す。


                    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

                    21.01.2008 11:51
                    掲示板でこのアニメに関するスレを読んでからこの映画をみると、もうね、かわいそーなセツコがはじめにでてくるだけでシクシク泣けてまう。そのまま最後まで泣きっぱなし。終わっても糸が切れたように嗚咽が止まらん。おそらくあと何日か、思い出して泣く予感。そんなアニメ。なんかマトモな感想を書きたいのはやまやまだが、ホントに頭がぐちゃぐちゃで無理。神様、お願いです。子供たちは、お母さんとお父さんの愛と慈しみと庇護のもと、この世が生きるに値する素敵なところだということを信じなきゃならないんだ。どうかちっぽけな子供が、人生の残酷さを必要以上に早く学ばなきゃならないようなことがもう二度と起きませんように・・・。


                    21.01.2008 12:38
                    最初の場面を見ただけで、嗚咽で喉が締まる感じ。なんとか我慢した。でもセツコがセイタのために泥のおにぎり作ったのを見たら、もう涙腺崩壊した。
                    他の人にも勧めたくなるけど、人と一緒にもう一回見る勇気は起きない作品だ。戦争の実態を素晴らしい形で表現している。
                    子供よ、死ぬな!フルーツとかお菓子とか食べててほしいよ…。


                    02.03.2008 13:39
                    見る前は、アニメで泣くなんてアホかと思ってた。所詮、絵だろーがって。そう書きこんでやろうかと思ってたが、見終わった今は俺の目が赤い……。そんなタカハタ・イサオ作品。
                    特に一人で見る奴は注意。スゲーずっしり来る。見てからずっとたっても、「にーちゃん、にーちゃん」という、あの声が頭をはなれない。


                    02.03.2008 23:55
                    これまでに何百本も映画をみたが、それらが俺に対してなしえなかったことがある。それを、この一本のアニメはやってのけたぜ。……泣いた。


                    27.05.2008 21:30
                    ピラフ食べるたびにこのアニメが脳裏をよぎる。いつも食うたびに、ああ一皿あいつらにやれたらなあ、って思ってしまう。


                    07.09.2008 18:20
                    セツコをウチに連れてきて、腹いっぱい「おつくり」とか「卵粥」とかいうもんを食わせてから、ピカピカに洗ってやって、ドロップが沢山詰まったバカでかい箱でもあげたくなる。そのくらいぐっとくる作品。セイタの行動はよく分かんねえ。でもそれは、二人の物語を片方だけの立場から見てしまうからだと思う。


                    08.09.2008 22:40 ~ 09.09.2008 00:05
                    日本人がアニメという手段を使って、第二次世界大戦の野蛮さを婉曲的に表現した作品。二人の孤児のサバイバルを描く残酷な物語。監督のイサオ・タカハタは、よくよく考えた上で、未来の世代にこのことを忘れるなというメッセージを発したのだと思う。
                    この映画を見たあとは、ちょっとの間だけだが、いい人間になろうと思うだろう。流した涙のせいか、現世で薄汚れた心が洗われた気になる。


                    09.11.2008 08:32
                    最初のほうで米を食っている子供たちをみて、「この映画終わったら、中華でも食うか!」って思う。見終わると、中華どころか、なにも喉を通らなくなる。二日くらい何を食っても味がしない。そんな映画。


                    11.12.2008 23:31 ~ 12.12.2008 03:14
                    戦争の実態を表現した最高の作品のひとつ。分かんない奴には頭をひっぱだいてでも分からせるべき、映画を見せるべき、勉強させるべき。超名作。見終わったあとは、嗚咽で喉が痛くなるけど。
                    ほんとは批判しようと思えばいっぱいあげられるけどな。だいたい人を泣かせようとするのは割と簡単なんだよ。一番簡単なのは可愛い子供を出すこと、人が死ぬ話…ま、このふたつの要素を使った映画で泣かせるのは簡単。とかなんとかいうのはこの喉が締め付けられる感じを理性的に説明したいからなんだけど。いや、自分をだましていることになるな、これは。だって、この映画が語っているのは事実なんだよね。しかも事実のほんの一部分だけ。ほんとうは愚かな戦争のせいで、同様の話が何百万も転がっているはずなんだ。戦争の馬鹿らしさを一番よく語っている映画が、「火垂るの墓」ってわけ。


                    22.12.2008 05:07
                    自分が見たなかで、一番感情を揺さぶられた作品。早熟なお兄ちゃんと、おませな妹、親切な人たちと意地悪な人たち、戦争、貧しさ、孤独、苦難……。
                    だいたい最初の10分で結末がわかっちゃうんだよ。だからあとの80分は結末を知りつつ鬱になるためだけに見るって感じ。アニメが終わって、涙は乾き、そして人生はつづく。まあそれだけのことなんだけどね。
                    でも、鬱入るためにはもっと確実かつ簡単なことがある。子供を抱いて同情引きながら、乞食をする人たちを見ること。否、その子供自身を見ること。そしてこういう子たちが本来どういう大人になるべきかを考え、でも現実にはどうなってしまうかを想像してみるがいい。鬱。


                    22.12.2008 16:16
                    「裸足のゲン」とだいたい同じ内容。でも「裸足のゲン」より、悲しくて心を揺さぶられる。


                    03.01.2009 16:03
                    セツコというチビっ子の声が凄い。泣いたかと思えば笑い、笑わせたと思えば泣かせる。もうなんでもありの凄いアニメ。
                    これ誰が声いれてるんだろう?マジで超才能あると思う。ひょっとして大人が子供の声を作ってやってるんなら、誰であれ、そいつの手をとってキスしたいくらいだ。もし同い年くらいの子供がやってるんなら、それはもっと凄い。ありえんな、とは思うがひょっとしたらとか考える…。
                    アニメの愛すべき特徴ってのは、現実離れした顔の表現なんだけど、この映画のそれも注目に値する。特にセツコがなくとき。涙が一気にたまって、大粒のしずくとなって目から流れる。不思議な表現だけど、可愛く思える。セイタが泣くときはそうじゃない。でもまあ、こっちもいいシーン。もし兄の立場だったら耐えられないと思う。
                    最強のシーンは病気のセツコが目をあけて、お兄ちゃんに泥のおにぎりをあげるとこ。おはじきをキャンディだとおもって舐めていること。思うに高熱があるからやる行為だよな、これ。いじらしくてならない。


                    20.01.2009 23:00 ~ 28.05.2009 17:50
                    「愛すべき哉兄弟」という映画とナーズム・ヒクメットの広島の少女という詩を思い出させた。これって大人のためのアニメだ。
                    セツコは(おはじきだけじゃなくて)しばらくはキャンディを食べれたんだよ。セイタがセツコを背中に縛るやり方が面白かった。それは一番表面的なことだけど。いや、感動して泣いちゃったよ。


                    18.02.2009 21:40
                    お母さんの死体を運ぶ時蛆がこぼれたのにビビった。アニメだけど、そういう細部がちゃんと描かれている。
                    「はにゅうの宿」がハマっている。この曲のせいで感動1500倍。


                    9.02.2009 23:59
                    今から二年前に見た。でもまだ思い出すだけで涙があふれる。内容は他の奴が書いているとおり事実をベースにしている。それを知って見ると、余計にズーンとくる。絵づらのリアルさと、現実の残酷さが見ているあいだじゅうずっと胸にせまってくる……。


                    22.02.2009 21:59
                    真夜中、一人で見て、泣いてしまった映画。もう涙が止まらなかった。寝れば泣きやむかと思ったけど、これを見てからだとなかなか寝つけん。
                    自分が見た中で一番凄い反戦映画のひとつだと思う。戦争というのは、そのまま見せただけでも戦争反対って気分になるけど、それをちっちゃな、ほっぺのぷくぷくした、砂糖菓子みたいな女の子の物語として語らせた日にゃ、根底から揺さぶられる感じ。
                    これからも8月がきて、庭でホタルを見るたびに、絶対涙が出てくると思う。本当になんで、あんなに早く死ななければならなかったんだよー。


                    22.02.2009 22:30 ~ 25.02.2009 19:58
                    これ見て、鼻水とかで顔面ぐちょぐちょにになり、「人間が人間に対してすることかよ、マザーファッカー」とか言いながら鼻をかんだ自分。


                    09.05.2009 15:14
                    俺って心がないのかも。感覚とか感情がない駄目人間なのかも。だって泣けないし、感動もしなかった。人間性が欠如してんのかな。
                    それともあれか?他の奴らがみんなオネエなわけ?よくわかんね。

                    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

                    続きます。
                    「人と違う俺ってカッコいい」という書き込みでは終わらせないぜ(笑)

                    2009.06.12 Friday

                    キプロス出身のフセインにしてチャラヤンでない

                    0
                      北キプロスの「Sabor」という店に飾られていた写真が気に入った。
                      この人の作品らしい。
                      http://hasanhuseyin.com/

                      exclusiveの写真が綺麗。


                      インタビュー。
                      http://www.burcintuncer.com/hasanhuseyintr.html

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